4種のナガウニ

以前からナガウニの分類について気にはなっていました(^^ゞ

ネットでいろいろと調べてみたところ・・・

どーやら「ウニ学 本川達雄/編著 東海大学出版会 2009.3

という本に詳しく書かれているらしい。

で、早速古本検索で探し、手に入れました。


古本でも3800円。 ナガウニを調べるだけでは勿体無いお値段 (^^;

でも、ウニについてのあれこれが専門的に詳しく&分かりやすく書かれていました。

私が知りたかった、その他のウニ殻情報は僅かでしたが… 写真も少なめ (T^T)

肝心のナガウニの件ですが、

生体なら案外簡単に見分けられることが分かりました。

この本では南日本に生息するナガウニは、

ホンナガウニ ・ ヒメクロナガウニ ・ 

   ツマジロナガウニ ・ リュウキュウナガウニ の4種。

  (ツマジロ・リュウキュウは記載を検討中とのこと)


 解説されてる見分け方を、私なりに要点をまとめてみると…

★ 生体のウニなら

 棘の先端が白ならツマジロナガウニ棘が黒ければヒメクロナガウニ

 ホンナガウニとリュウキュウナガウニには、棘の色のバリエーションが

 多く紛らわしいが、裏返した口の周りの色で判別できるそうです。

 赤ならホンナガウニ灰~茶褐色だったらリュウキュウナガウニ


★ 殻の形状からの見分け方はちょっと複雑 (^^;

 専門用語が羅列されてますが、まー簡単に要約すると・・・

 肛門周りの殻(多孔板)が残ってる殻標本からなら、ホンナガは見極められるが、

 それ以上のことは殻だけで種を確定するまでには至らない! ってことかな (^^;

もっと詳し~く知りたい人は、本を買って読んでみて (^-^)

見分け方が分かったところで、早速磯に出かけてナガウニの調査を・・・


なんとか3種確保してきました (^^;

ツマジロは現在水槽に2個入ってるので、これで4種揃ったことに (^^)


で~、続きはそれぞれのページへ・・・   


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