ヤマタカタコノマクラ

ヤマタカタコノマクラ Clypeaster virescens Döderlein, 1885

分布: 相模湾、鹿児島湾、五島列島沖、フィリピン・インドシナ半島近海、

オーストラリア・ニュージーランド近海  水深50~300m


殻上面の中央部は高く、周辺部は薄い形。 花紋は殻長の1/2の長さ。

殻下面は周口部周辺を除いて平坦で、ほとんど陥入しない。


Clypeasteridae (Family) ・ Clypeaster (Genus)


☆ タコノマクラとの違いは・・・ 

タコノマクラの花紋は、ふつう前部の1弁を除いて末端が閉じていますが、

ヤマタカタコノマクラは、5弁とも開いた形。 比率も小さい。

横から見た殻の高さは低く、周辺部は約半分。