タコノマクラ

タコノマクラ Clypeaster japonicus Döderlein, 1885

分布: 房総半島以南、本州・四国・九州沿岸。 水深 50m までの砂礫底。


タコノマクラは、棘皮動物門・ウニ綱・タコノマクラ科に属するウニの仲間。

大きさは長径10cm前後になり、腹面の中央に口、後端近くに肛門がある。

殻は丸みを帯びた平たい長五角形で、

背面には五枚の花びら模様(花紋)があります。

花紋のうち、前方に向かったもの以外は、普通先端が閉じる形。


Clypeasteridae (Family) ・ Clypeaster (Genus)

 

名前が面白いので、よくメディアなどにも採り上げられますよね (^^)

標本にした殻は真っ白で重量感もあり、飾り物として綺麗です。

ちなみに… 生体の体の表面は細かい棘に覆われていて、

小石や海草・ゴミを載せてカモラージュする習性があります。


UNI CLUB

ウニの殻のホームページ