サンショウウニ

サンショウウニ Temnopleurus toreumaticus (Leske, 1778)

分布:本州中部以南、インド・西太平洋海域  潮下帯~水深 45m


棘の色は変異もあるが、ふつうオリーブ色で濃淡の横縞 がある。

棘の先端は鋭く、内湾の砂礫底に多い。

殻は中形で半球状またはやや円錐状で、顕著に円錐形となるものも。

殻径4㎝・高さ2.5cm 内外、一様にオリーブ色で口側はより淡色。


殻の凹凸が植物の サンショウの木肌に似ている ところからこの名に。

バフンウニ・ムラサキウニ などとともに日本ではポピュラーなウニ殻の一つ。


☆ 近縁種として、棘の根元が黒い キタサンショウウニ と、

肛門が中央部から外側の方にずれている ハリサンショウウニ がある。