ウスカシパン

ウスカシパン Jacksonaster depressum (L. Agassiz, 1841)

分布: 南西諸島以南、インド・西太平洋海域  潮間帯~水深 85m


殻は中形、50mm 程度。 輪郭は五角形。

少し厚みのある縁の内側はやや低くなり頂上部は高まる。

生殖孔は5個、家紋は狭く長い。

下面は平坦、食溝は分岐せずに放射状に延びる。

囲肛部は後端寄りに位置し、横向きの楕円形。

棘は短く、淡い灰色がかった茶色~オリーブ色。 裸殻は白色。

⇧ 画像の殻はオーストラリア産 56mm

Laganidae (Family) ・ Jacksonaster (Genus)


以前の学名は Laganum depressum でしたが、

最新の分類では Jacksonaster depressum となっています。

海外のお土産品などでよく見かける Laganum laganum に似ていますが、

囲肛部が 縦長か・横長か で容易に判別できます。


☆「キジムナノカシパン」という和名が提唱されてもいます。

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