アオスジガンガゼ
アオスジガンガゼ Diadema savignyi (Audouin, 1809)
分布:房総半島以南、西部太平洋・インド洋
ガンガゼ によく似ていますが、肛門の先端が紫黒色なので区別できます。
全体に黒い色彩のものが多いが、棘の白化・縞模様の有無などの変異がある。
肛門の周囲に青い線が放射状に入るのが特徴ですが、青いスジが無いタイプも。
棘は鋭くて折れやすく、毒もあるので注意が必要。
ガンガゼと混生もしますが、数はガンガゼより少なめ。
生体では簡単にガンガゼと見分けられますが、殻だけになると難しい(^^;
でも、確実に違うとされているところがあります・・・
それは、生殖板にできる浅い窪み。
生殖板とは、肛門の周りの生殖孔がある部分のことです。
アオスジガンガゼ の生殖板には、細長く湾曲した弓形の窪みができるが、
ガンガゼ では、中央部に丸~楕円の窪み。
☆ ガンガゼの丸い窪みは、ある程度成長した殻じゃないと、
その特徴は出にくいようです。(殻経5㎝前後~)
Diadematidae (Family) ・ Diadema (Genus)
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