アラサキガンガゼ

アラサキガンガゼ  Diadema clarki Ikeda, 1939

分布: 荒崎(神奈川) ~ 開門(鹿児島) 、壱岐(長崎)、式根島、八丈島 


日本中部以南に分布するガンガゼ類は、

ガンガゼアオスジガンガゼ の2種と考えられてきましたが、

最近の遺伝子解析により第3の種が存在していることが判明。

ガンガゼ のシノニム扱いだったり、

アオスジガンガゼ と間違われてきたのが・・ アラサキガンガゼ です。

アオスジガンガゼ との違いは間歩帯の青いY字型ラインの形状

また、アラサキガンガゼ の多くには

Y字型ラインの叉状部に白色の筋があります。

串本(和歌山)、内泊(愛媛)、 八丈島 では3種が混在しているそうです。


殻標本を何個か作ってみましたが、

殻だけでは ガンガゼ・アオスジ との違いは 凄~く微妙・・・