トックリガンガゼモドキ
トックリガンガゼモドキ Echinothrix calamaris ( Pallas, 1774 )
分布: 房総半島以南、太平洋・インド洋 珊瑚礁域の浅海域
長く太い棘と、、細く短い棘を持ち、普通太い棘には縞模様があります。
ただ、この縞模様には個体差があって、縞が目立たないタイプも。
どーやら… 成長すると縞模様は薄くなるようです。
棘の色にも、黒 ・ 白 ・ 黒と白 ・ 茶系 などの変異があります。
短い棘は鋭くて刺さりやすく、毒もあるので注意が必要。
肛門には白点のある風船のような物が付いてて、膨らんだり・しぼんだり(笑)
「肛門錐」って名なんですが・・・ これって何のために付いてるんでしょう?
この肛門錐がとっくりを伏せた形のようなので、トックリの名が付いたようです。
☆ この殻は以前生体から標本にしたもので、殻の直径が 96mm。
棘を入れれば約45㎝の大物でした。
成長につれ歩帯部分がこんもりしてきて・・・面白い形に (^^)
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