アリストテレスの提灯

ウニの中身ってどーなっているのか?・・・

購入した本・ウニ学には詳しく書かれていました。

なので皆さんも~、一緒に基礎から勉強しましょう!(^^)/


アリストテレスの提灯(ランタン)とは、ウニの咀嚼器(そしゃくき)のことです。

五つの歯と、それを支え動かす骨や筋肉の塊が

アリストテレスの提灯と呼ばれてます。

古代ギリシャの有名な学者アリストテレスの動物誌に

「ウニの口は・・・周りに皮の張っていないランタンに似ている」 

と書かれてあり、それにちなんでこう呼ばれるようになったそうです。

ただしこれはギリシャの提灯で、形は日本のように丸くはなく下が尖った物です。


ランタンは五放射の構造を持ち、一番下には鋭いがあります。

細長い歯の骨は、それを支えるV字形の顎骨の中を通って反対側まで伸びる。

一つの顎骨の上には二つの上生骨が組み合わさってアーチ状に。

顎骨同士をつなぐように中間骨があり、

その上に立ち上がった二叉骨の内側を通って消化管が伸びる構造。

これが五つ組み合わさってランタンを形作っています。

殻の中でのランタンの位置がよく分かるように、

立体模型のように殻をカットして作ってみました。 

薄いプラ板で動かないように細工。 取り外しも可能です(笑)

ランタンや殻は脆く壊れやすいので、接着剤で固めてあります (^^)

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