ニッポンコシダカウニ

ニッポンコシダカウニ Mespilia levituberculatus Yoshiwara, 1898

分布: 相模湾~九州南端、新潟県以南 潮間帯~浅海域


球形に近い腰高の殻で、短い棘の小~中形のウニ。

殻の表面には棘がない部分(間歩帯・裸状域)があり、

海藻の切れ端やゴミなどを付着させ擬態(カムフラージュ)する。

本州中部 ~ 鹿児島 のコシダカウニは、

裸状域を中心に多くの特徴が南西諸島以南のものとは

異なることが以前から知られていました。

刊行されたウニハンドブックでは別種として扱われ、

新たに和名も提唱されました。


★ 見分けるポイントは・・・

裸状域とそれ以外の領域との境界が、明瞭か不明瞭かで分けられる。

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    殻に残る模様や色彩には個体差があり、様々。

Temnopleuridae (Family) ・ Mespilia (Genus)

サンショウウニ 科 ・ コシダカウニ 属

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