アカウニ

アカウニ　Pseudocentrotus depressus (A.Agassiz, 1863)

分布： 本州北端～九州南端、朝鮮半島南部、済州島　潮間帯～水深 50m

棘は比較的短く通常は赤褐色であるが、淡紅色や淡ピンク色のものも。

殻径8cm・殻高3cm 内外、殻径に対して 殻高が低く平たい形 だが、

殻の高さにもかなりの変異がある。

囲肛板の内、大形のものの上には疣が１個。

（ 囲肛板 → 肛門を取り囲む小さな板 ）

体表も棘も一様に赤いのでこの名がありますが、

殻が平たいので別名「ヒラタウニ」とも呼ばれます。

ムラサキウニと比べやや深い場所、水深5m 程度の礫、岩のすき間などに多い。